笠城山城は三次市の中部にあり、笠置山城・笠の城・笠野々城とも呼ばれる。
毛利元就は石見銀山を手に入れるために、
1553年(天文22年)尼子方の旗返城(江田氏)を攻め落した。
笠城山城は旗返城のすぐ下隣の美波羅川沿い支城で、高杉城と共に落城した。
旗返城の話はNHK大河ドラマ(1997年)「毛利元就」38話に出てくる。
旗返城・笠城山城・高杉城に沿って国道375号線が三次の街を通り抜け、
石見銀山・大田に続ている。
11月7日(日)には広島県高校駅伝大会が375号のこの城址に沿って行われ、
世羅高校などが県代表を競う。